新美南吉さんの「花のき村と盗人たち」という童話を基に「花のき村弁当」を考案しました。
登場人物にちなんだ食材を取り入れ「南吉館」と「両口屋菓匠」さんのご協力で販売します。
800円で販売!! |
献立は新美南吉先生の童話「花の木村と盗人たち」を基につくりました。
【献立説明】
1「海老之丞」弟子の一人、元は錠前屋
海老をたっぷり入れた 野菜のかき揚げ
2 「釜右エ門」 弟子の一人、元は釜師
穴が開いた鍋を持って登場するところから穴が開いている蓮根を使用して 梅肉入り蓮根のはさみ揚げ
3「角兵エ」弟子の一人、元は角兵衛獅子
四角に焼いた 卵焼き
4「デザート」
南吉さんが好きだったプリムラ(芝桜)の花を浮かべた 抹茶水ようかん
5「鉋太郎」弟子の一人、元は大工の息子
鉋くずから連想して、かつお節をのせた はりはり漬け
昔から安城市でよく食べられていた切り干し大根を使用
6「盗人の親方」
子供から子牛を預けられて改心する。
南吉さんもよく食べていた 牛すき
童話「花のき村と盗人たち」のあらすじ
花のき村に五人組みの盗人がやってきました。かしらはずっと火付けや盗みをしてきた本当の盗人ですが、
弟子たちはなりたての盗人です。
釜師だった釜右工門、錠前師の海老之丞、越後から来た角兵工、大工の息子の鉋太郎の四人です。
そこで、かしらは弟子たちにそれぞれの前の職業のふりをして、何か金目のものはないか様子を
さぐりに花のきに入り込ませました。はじめて盗人の親方になったかしらは
これは調子がいいと一服吸いながら寝転んで待ちました。
ところが弟子たちは、根が善良で前の職業の心や癖が出て泥棒としては失敗ばかり。
一方かしらは子牛を連れた男の子に出会います。男の子はかしらに子牛を預けて遊びに行ってしまいました。
かしらは初めて人に信用されて嬉しく思います。
しかしいつまでたっても男の子は牛を取りに来ません。かしらは弟子たちと一緒に探しに行きますが分からないので
村役人に届けます。村役人もこの盗人たちを信用して、ご馳走してくれました。
盗人は嬉しくなって、ついに自分たちは盗人であることを白状してこれからは真面目に生きることを誓います。
プレーン生地 抹茶のこしあんをはさみました。 |
チンゲンサイ入り生地 栗入りつぶあんをはさみました。 |
「両口屋菓匠」の方と共同開発をし「南吉かすてら」をつくりました。
価格は、1個150円です。
いずれも、7月27日〜30日に新美南吉百年祭で「花のき村弁当」限定1日50食と「南吉かすてら」を販売します!
場所は中心市街交流広場です。
販売時間は27日〜30日の17:00〜21:00まで販売予定です。ただし商品がなくなり次第販売は終了します。
ぜひお買い求めください。
また29日は17:30〜18:00に今までの活動報告を行います。ぜひ来てください!